Crazy a go go! [CASE:S] (13)
Crazy a go go! [CASE:S]

「ああ…、あんっ」

 クラウドは俺の指の動きに合わせて声を上げている。その可愛い声がどれだけこの部屋にばら撒かれているか、クラウドはきっとわかっていないだろう。

「セフィ…ロス…、さ…ま…」
「『さま』をつけるのはよせ、と前々から言っていたと思うが?」
「ああん! ム…リ…です…」
「仕方ないな。で、なんだ?」
「…言わせ…ます…?」

 クラウドは後ろ手で、俺の手を掴んだ。

「久々にその可愛い声で聞かせて欲しかったが…。クラウドのお望みとあらば」

 俺は指を引き抜くと、メイドの衣装を全部剥ぎ取った。
 うつぶせになっているクラウドの全身がほんのりとピンク色に染まっていて、色っぽい。
 クラウドの両足を開いて、自分自身をクラウドの蕾に押し当てる。
 クラウドは短く声を上げる。
 クラウドの入り口は俺の侵入を拒んでいるようで、なかなか奥に進ませてもらえない。

「そんなに力を入れるな、クラウド…」

 耳元で息をかけるように囁いて、力を抜かせる。一瞬、クラウドが力を抜いた隙に、俺は奥まで腰を進めた。
 俺が腰を使い始めると、クラウドはすぐに声を響かせ、自ら身体をくねらせ始めた。
 今までクラウドは自分から誘い込むような動きはあまりしなかったので、俺は少し驚いた。クラウドは自分のことなのでわかっていないだろうが、俺から見ると、かなりいやらしい腰つきで、思わず、クラウドを責める動きが大きくなってしまう。

「ああ…ん! いい……、もっと…ぉ…」

 クラウドのねだる声のトーンが、また、俺をそそる。
 クラウドの感じやすいところだけを責めるようにして、激しく奥に衝撃を与える。

「…もぉ…、ダ…メ…ぇ…!」

 大きく腰を引いて、全身を貫くように深々と打ち込むと、クラウドは高い嬌声を部屋に反響させて、そのまま崩れ落ちた。





「セフィロス様…」

 ベッドに腰をかけて煙草を吸っている俺に、クラウドが声をかけてきた。

「あの…、好きです…」

 クラウドは小さい声でそう言うと、真っ赤になった顔をシーツで半分隠して、上目遣いで俺を見ている。

「…ありがとう…」

 うれしくなって、思わず笑みがこぼれる。
 クラウドはきゃぁ、と言いながら、シーツに潜り込んだ。何がきゃぁ、なのかよくわからなかったが、行動一つ一つが可愛らしくて、愛おしい。
 煙草をもみ消して、クラウドの横に滑り込む。恥ずかしそうに顔を隠しているクラウドの手を引き剥がして、軽く口付ける。
 驚いているクラウドに笑いかけると、クラウドはにっこりと笑って返した。
 その笑顔を見られる幸せに感謝しつつ、俺はクラウドをこの先何があっても手放さないと誓った。
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