父の日
「…どうした?」
クラウドはいきなり俺の身体を拘束して、身体を密着させてきた。
「…あ、あのさ…、もう、苦しいんだ…」
確かにクラウドの鼓動が俺の身体にも響いてくる。普段よりも格段に早いスピードで心臓は動いているようだたった。その鼓動に煽られるように、俺の鼓動も早くなっていくようだった。
「…クラウド、腕の力を緩めてくれ。俺も苦しい…」
拘束を解かれた俺は身体を起こすと、クラウドのバスローブのベルトを解き、バスローブを思い切りはだけさせた。
下着をつけていなくて、そのままバスローブだけを羽織っていたらしい。
クラウドの昂ぶりが俺の眼前にそのまま晒されている。頭を持ち上げ始めているのもわかった。
俺はその昂ぶりをそろっと掴み、先端に口付けた。
「…あ…っ、セフィ…、口は…っ!」
「口でされるほうがいいんだろ?」
「…俺は…そんなこと……、あああっ!」
クラウドの昂ぶりをおもむろに口に含み、唇を根元まで滑らせる。今度は先端まで戻して、また根元まで咥え込む。
その速度を段々と速めていくと、クラウドは部屋に嬌声を響かせ始めた。そんな可愛い艶っぽい声と、クラウドの昂ぶりを責める俺の口の動きに合わせて、唾液とクラウドの先端から滲み始めた液体の絡むびちゃびちゃという音が混ざり合って、部屋の中が徐々に卑猥な空間へと変わっていく。
「…あ…、ああっ、…もう…、で、でちゃ…う…っ!」
俺は根元まで咥えていたのを先端まで戻して、括れた部分を強く吸い上げてやった。
「…あああっ!」
大きく身体を捩らせて、クラウドは俺の口の中に熱を爆ぜさせた。
弛緩した身体をベッドに無防備に投げ出し、肩で大きく息をして落ち着こうとしているクラウドの顎を掴んで、俺は唇を塞いだ。
さっき口で受け止めた、クラウドの熱を流し込む。
「…っ! んんん…っ!」
クラウドは驚いて、俺の身体をばしばしと叩いてくるので、しょうがなく唇を解放してやる。
クラウドはこほこほと、少しむせながら、口元を手の甲で拭った。
「…アンタなぁ…!」
「好きにしていいって、言ったのはお前だぞ?」
「た、確かにそう言ったけど!」
「言ったけど?」
クラウドはぷいっとよそを向いて、拗ねたような表情を見せる。
その可愛らしさについ、笑いが零れてしまう。
あやすように頭を撫でてやると、その手を振り払って、からだをくるんと丸めてしまった。
「…いじめていい、とは言ってない…」
「悪かった。調子に乗りすぎた。機嫌直してくれ…」
クラウドはそっと俺の方を向くと、反省してるか?と尋ねてきた。もちろん、と返すと、よし、と言ってから、羽織ったままの俺のシャツの襟元を掴んできた。
「反省してるなら許す。ただし、セフィロスも全部脱いで、全部見せろ!」
「…あ、は、はい…」
思わぬ威圧感に押されて、俺は一度ベッドから降りると、シャツからズボン、下着に至るまで全て脱ぎ捨てた。
ベッドで待っているクラウドの上に覆い被さると、クラウドは一瞬、目を丸くしたが、すぐに碧い丸い瞳を閉じてしまった。
脱がせるだけ脱がしておいて、別に見るでもないってどういうことだ。
「ごめん…」
クラウドは謝りながら、腕を伸ばしてきた。答えるように、バランスよく筋肉のついた、俺より幾分華奢な身体をかき抱く。
「…どうして謝った?」
「脱げとか言っておいて、やっぱり凝視できないんだよなぁ、セフィロスの身体…。惚れ惚れするほどカッコイイし…」
「…自分ではよくわからないが、俺はクラウドの身体が好きだな」
「…それってさ…、こう、筋肉の付き方とか、体つきってこと?」
「それだけじゃない」
「どういうこと?」
抱いていた身体を離して、俺は身体を起こすと、クラウドの両足を横に開いた。その足の間に自分の身体を置き、蕾がしっかり見える体勢を取らせる。
その蕾の周りにとろとろの液体を垂らしてやり、指先で少し触れる。
「…ああんっ!」
それだけでクラウドは大きく身体を揺らした。
「その感度の良さが堪らない」
そう言って、指をゆっくりと侵入させていく。クラウドの中はきつくしまっていて、なかなか奥へと進ませてくれない。
いつものことで、もう慣れてもいいだろうと思うんだが、毎回羞恥に打ち震えてるのも可愛いところではある。
クラウドはいきなり俺の身体を拘束して、身体を密着させてきた。
「…あ、あのさ…、もう、苦しいんだ…」
確かにクラウドの鼓動が俺の身体にも響いてくる。普段よりも格段に早いスピードで心臓は動いているようだたった。その鼓動に煽られるように、俺の鼓動も早くなっていくようだった。
「…クラウド、腕の力を緩めてくれ。俺も苦しい…」
拘束を解かれた俺は身体を起こすと、クラウドのバスローブのベルトを解き、バスローブを思い切りはだけさせた。
下着をつけていなくて、そのままバスローブだけを羽織っていたらしい。
クラウドの昂ぶりが俺の眼前にそのまま晒されている。頭を持ち上げ始めているのもわかった。
俺はその昂ぶりをそろっと掴み、先端に口付けた。
「…あ…っ、セフィ…、口は…っ!」
「口でされるほうがいいんだろ?」
「…俺は…そんなこと……、あああっ!」
クラウドの昂ぶりをおもむろに口に含み、唇を根元まで滑らせる。今度は先端まで戻して、また根元まで咥え込む。
その速度を段々と速めていくと、クラウドは部屋に嬌声を響かせ始めた。そんな可愛い艶っぽい声と、クラウドの昂ぶりを責める俺の口の動きに合わせて、唾液とクラウドの先端から滲み始めた液体の絡むびちゃびちゃという音が混ざり合って、部屋の中が徐々に卑猥な空間へと変わっていく。
「…あ…、ああっ、…もう…、で、でちゃ…う…っ!」
俺は根元まで咥えていたのを先端まで戻して、括れた部分を強く吸い上げてやった。
「…あああっ!」
大きく身体を捩らせて、クラウドは俺の口の中に熱を爆ぜさせた。
弛緩した身体をベッドに無防備に投げ出し、肩で大きく息をして落ち着こうとしているクラウドの顎を掴んで、俺は唇を塞いだ。
さっき口で受け止めた、クラウドの熱を流し込む。
「…っ! んんん…っ!」
クラウドは驚いて、俺の身体をばしばしと叩いてくるので、しょうがなく唇を解放してやる。
クラウドはこほこほと、少しむせながら、口元を手の甲で拭った。
「…アンタなぁ…!」
「好きにしていいって、言ったのはお前だぞ?」
「た、確かにそう言ったけど!」
「言ったけど?」
クラウドはぷいっとよそを向いて、拗ねたような表情を見せる。
その可愛らしさについ、笑いが零れてしまう。
あやすように頭を撫でてやると、その手を振り払って、からだをくるんと丸めてしまった。
「…いじめていい、とは言ってない…」
「悪かった。調子に乗りすぎた。機嫌直してくれ…」
クラウドはそっと俺の方を向くと、反省してるか?と尋ねてきた。もちろん、と返すと、よし、と言ってから、羽織ったままの俺のシャツの襟元を掴んできた。
「反省してるなら許す。ただし、セフィロスも全部脱いで、全部見せろ!」
「…あ、は、はい…」
思わぬ威圧感に押されて、俺は一度ベッドから降りると、シャツからズボン、下着に至るまで全て脱ぎ捨てた。
ベッドで待っているクラウドの上に覆い被さると、クラウドは一瞬、目を丸くしたが、すぐに碧い丸い瞳を閉じてしまった。
脱がせるだけ脱がしておいて、別に見るでもないってどういうことだ。
「ごめん…」
クラウドは謝りながら、腕を伸ばしてきた。答えるように、バランスよく筋肉のついた、俺より幾分華奢な身体をかき抱く。
「…どうして謝った?」
「脱げとか言っておいて、やっぱり凝視できないんだよなぁ、セフィロスの身体…。惚れ惚れするほどカッコイイし…」
「…自分ではよくわからないが、俺はクラウドの身体が好きだな」
「…それってさ…、こう、筋肉の付き方とか、体つきってこと?」
「それだけじゃない」
「どういうこと?」
抱いていた身体を離して、俺は身体を起こすと、クラウドの両足を横に開いた。その足の間に自分の身体を置き、蕾がしっかり見える体勢を取らせる。
その蕾の周りにとろとろの液体を垂らしてやり、指先で少し触れる。
「…ああんっ!」
それだけでクラウドは大きく身体を揺らした。
「その感度の良さが堪らない」
そう言って、指をゆっくりと侵入させていく。クラウドの中はきつくしまっていて、なかなか奥へと進ませてくれない。
いつものことで、もう慣れてもいいだろうと思うんだが、毎回羞恥に打ち震えてるのも可愛いところではある。