aimed blade at you (7)
aimed blade at you

 声を殺そうとすると、口の中に指を差し入れ、喘ぎが洩れるようにする。

「んっ、セフィ…ロスぅ…」
「それで良い。さあ、して欲しい事があるなら言え」

 違う…そうじゃない、と言えない。
 欲しいのは身体と…心。
 でもそれは絶対に手に入らない。
 身体の繋がり、唯一自分とセフィロスを繋ぐもの。
 それにすがってみようと思う。

「おれの…いいから…早くいれ…って…」

 ズボンを脱がしかけたセフィロスの手を握りクラウドは哀願する。
 セフィロスは意地悪そうな顔で、

「聞こえないな」

 というと、膝までクラウドのズボンを脱がし、中心にそそり立っているものに口付けた。

「あぁんっ……」

 クラウドが仰け反る。
 それまでセフィロスが遠征のとき以外毎日してたのに、二日もほっておかれたせいで身体がすごく敏感になっている。
 少しの刺激で堪らなく気持ち良い。

「入れてっ…くだ…さい…」
「良く出来ました」

 焦らし焦らしその周りを指先で刺激していたセフィロスの、指が入り口からゆっくりと挿入される。

「ちがっ…指じゃなくってぇっ…」

 辛そうに眉をひそめる。一本目の指を飲み込んだ其処はひくついてる。
 早く入れて欲しくて腰が動き出す。
 もうこうなってくるとギャラリーなんか関係無い。

「セフィロスっのが欲しいっ…」

 言いおわった瞬間、一気に脳天まで突き上げた衝撃。
 と同時の快楽。さして刺激されてたわけではないのに、セフィロスのものが入った瞬間クラウドはイッてしまった。
 あらく、胸が上下する。ピンク色の突起がピンと上を向いている。
 身体だけの関係、とは思っていたが、身体だけでさえもこの人からは離れられないかも。漠然と思う。

「二日も人の事を無視しておいたんだからこんな程度で済まされるとは思ってないよな」

 おれってば…セックスパートナーどころか竿奴隷だよ、これじゃぁ…。

「セフィロス…すきです」

 潤んだ目で告白する。
 たとえどう思われていても俺はこの人のことが好きなんだ。その気持ちは変えられない。
 返事は返ってこなくてもいい。

「すき…すきです…」

 部屋の前にいたギャラリーを散らして、ザックスは安心したようにセフィロスの部屋へ戻った。

 ◇◆◇

「もう…許して……」

 もしかして、本当に二日分するつもりなのか、と不安になってきた。たてつづけに二回達かされて、三度目の解放。

「でも…、好きなんだろ?」
「やっ…、ちがっ、ちがいます…」
「何がちがうんだ?」

 ピタリと動くのを止め、セフィロスが問う。
 冗談なのか、真面目なのか区別かつかない。
 こういう時、セフィロスはいつも独特の笑顔だ。例えるなら、もう、『悪役』って感じの…。

「俺が好きなのは…」

 何も言えなくなってしまう。きっとこの告白は無意味だ。
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