Breath (4)
Breath

 不思議そうな、誘うような表情でセフィロスを見つめる。
 ちょうど、車のシートを少し倒した程度の傾きになる。

「そのまま俺がする事ことから目を離すな」

 クラウドに視線はそのままで、口を開きクラウド自身を口に含む。根元まで唇を滑らせ、吸いながら先端まで戻す。

「…はずか…しい…よう」
「目を離すなよ。目を離したらそこでストップ」

 羞恥と快感で何も考えられなくなる。目の前でセフィロスが自分のアレを愛撫してる。
 舐め上げ、指で扱かれ、吸われ、クラウドの一番感じるように責められる。

「いやぁ…んんんっ……」

 限界が近いのは触れてても分かる。ピンと反り返ったそれは行き場を求めている。
 指で強弱を付けて上下に刺激しながら舌で蕾を解すように溝の間を舐る。
 敏感な所を二つ一緒に責められ、クラウドはもう限界だ。

「セフィ…いっちゃうよぉ…」

 涙を目にいっぱい溜めてクラウドは哀願する。
 セフィロスの目とクラウドの目が合い、恥辱が快感に摩り替わる。

「セフィ…に…されてるって想うだけで…すごく……」
「感じる?」

 右手の指で後ろを嬲り、左手と唇でクラウドを責め上げる。
 クラウドの腰のくねりに合せ、徐々にピッチを上げる。

「もぉ…だめぇ…ああん」

 身体を大きく弓なりにそらせて、張り詰めていたものを解き放つ。
 白濁した液体がセフィロスの掌に受け止められる。
 ぐったりと、枕に体を預け、荒い息を吐いているクラウドに優しく唇を重ねる。
 潤んだ瞳でクラウドが見つめ返してくる。
 その扇情的な表情がセフィロスの欲望をいっそう刺激する。
 手の上の粘り気のある液体をそのままクラウドの今はきゅっと閉じた蕾にすり込み、ほぐすように指を動かす。

「や…いったばっかりだからぁ…あんっ」
「ここはそう言ってないようだが?」

 意地悪げに唇の端を少し引き上げる。クラウドは顔を真っ赤にし、でも感じるままにセフィロスに体を預けている。
 ようやく指が一本入る程度まで慣らされ、二本目の指が入り口の近くを刺激する。
 クラウドの精液で滑りのよくなった指が二本一気に捻じ込まれる。

「いたっ、痛いよぉ……」
「痛いだけか?」

 中に入れた指で前立腺のあたりを刺激する。
 ぴくりとクラウドの前のものも一緒に反応する。

「……気持ちいい…と両方…」
「素直で宜しいクラウド君。このまま指だけでもう一回イカせてあげよう」

 くいっくいと中で指を動かすと、さっき欲望を解き放ったばかりのクラウド自身が復活する。
 先端から透明な汁が湧き出るように、あふれている。

「やだぁああ…」

 回転させながら指を抜いたりさしたり、繰り返す。
 抉るように、広げるように指が中でうごめく。

「何が嫌なの?」

 わざと優しく、聞いてやる。
 クラウドは自分の手を布団の中に入れ、セフィロスのそれをやんわりと握る。

「セフィ……のでないと…やだ…」

 笑みになるのをこらえクラウドの片脇に腕を差込み、右手はクラウドの後ろを嬲ったまんま自分が下になり、クラウドを跨がせる。
 クラウドは困惑した顔でセフィロスを見る。

「自分で入れてみろ」
「えっ……」
「そのままゆっくり腰を下ろして…」

 こうかな? 大体の位置で腰を落としてみる、セフィロスのものがちょうど、入り口にあたってぞくりとくる。

「あん」
「ふれただけで感じてたら奥までいれたらまたイッちゃうんじゃないか?」

 ……そんなこと、と思いながら内心かなりやばいとおもってる。
 慣れだけじゃない、まるで媚薬でも塗ってあるようにセフィロスのそれは入れただけで電流が走るみたいな感覚がある。
 ゆっくりとあてがい、すこしづつ飲み込む。
 ゾクゾクッと背中が震える。
 徐々に深く挿入されるセフィロスの肉棒がクラウドを悦ばせる。
 根元まではいると、自分の背中側から繋がってる部分をおそるおそる触ってみる。

「はいって……る」
「毎日はいってるじゃないか」
「でもでも……」

 自分が上になって挿入するのは初めての事だ。
 何所までがセフィロスでそこまでが自分なのか分からなくなる。
 セフィロスがゆっくりと動き出す。
 途端に、力が抜けたように身体が後ろに倒れる。

「だめぇ……力がはいんない」
「おまえなぁ…」

 セフィロスが上半身を起こし、クラウドをちょうど子供を抱くような格好でかかえる。
BACK