Crazy a go go! (予告編)

Crazy a go go! (予告編)


 時は1800年代。
 場所はヨーロッパのとあるところ。都会ではなく、郊外。
 お屋敷の敷地から一歩外に出ますと、辺りは畑と農民の家がまばらにございます。それらを含め、辺り一帯を統治していらっしゃるのが、私の仕えますご主人様にございます。
 あ、申し遅れました、私、ザックスと申します。ご主人様は伯爵セフィロス様にございまして、執事としてお側についております。
 何をしているかと申しますと、ご主人様のお仕事のお手伝いでしょうか。まあ、こう申し上げますと聞こえはよろしいですが、単なる雑務処理にございまして、ご自分がやりたくないことは全て私にお任せになりますから、たまったものではございません。
 さて、ご主人様ですが、普段は統治している畑を見て回ったり、農民からの声を聞いて治安の問題を解決したりなどなさっております。これだけですと、他の伯爵、公爵様となんら変わりございません。問題はご主人様が持っておられる『趣味』にございます。
 その趣味ですが、なんと申し上げたらよろしいでしょうか。探偵……とも少し違うと思います。厳密に言いますと、『人が無くしたものを見つけ出す』ということになります。
 気づきましたら、それが大変な評判になり、農民やら他の地域の伯爵、公爵様方などからのご依頼を受けるようになりました。
 そして、今日、また新たな依頼人が見える日なのでございます。
 ご主人さまはどうやら乗り気じゃないご様子で部屋から出ていらっしゃいません。
 さて、そろそろ準備していただくことにいたしましょうか。
 お客様が見えられてからでは困りますから。
「ご主人様、お時間が近づいております!」
お屋敷

(セフィロス邸 正面)

数年前、Crazy a go go!の連載が始まる前に書いた予告です。
続きそうな感じで終わっておりますが、現在掲載している話につながっているわけではございません。申し訳ありません。
好きな設定で色々話のネタはあるんですが、まだ全て消化できておりません。
ちょこちょこ書き続けるつもりですので、どうぞよろしくです♪

(2009/09/22 改変)

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